日本おやつ図鑑
【神保町・創業からの看板銘菓】あんこが得意でない人にもお薦めしたい『御菓子処 さゝま』の「松葉最中」

【神保町・創業からの看板銘菓】あんこが得意でない人にもお薦めしたい『御菓子処 さゝま』の「松葉最中」

食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介! 第58回は、創業100年を目前にする名店「御菓子処 さゝま」の「松葉最中」です。

見るからに品のいい、小ぶりで薄皮の最中

松葉最中
「松葉最中」1個160円。日持ちは、購入日から5日。

神保町は駿河台下。交差点にほど近く、書店や喫茶店とともに、この街に息づいてきた「御菓子処さゝま」。昭和4年(1929年)に神田小川町で「ササマパン店」として開業し、その2年後には現在の場所で和菓子処の暖簾を掲げた、創業100年を目前にする名店である。

看板は、見るからに品のいい、小ぶりで薄皮の「松葉最中」。手に取った瞬間に皮がふわっと香り、歯を入れるとすぅっと軽い。けれど印象に残るのは、餡のなめらかな口どけ。

雑味のない鬼双糖を使用した餡は、一晩浸水させて丁寧に漉した天然の糸寒天を加えることで、餡の水分を抱え込み、しっとり感を保ちながら、最中の皮の食感を引き立てる。

小さな「松葉最中」に、きちんと満たされ、職人の手仕事に焦がれる瞬間だ。

松葉最中
パリっと勢いに任せた皮ではなく、しっとりとした餡を優しく包み込む皮もいい。あんこ党ではない筆者も大好物。

“いま”並ぶ生菓子を日々伝えてくれるSNS

「今日のお菓子です。」
「御菓子処さゝま」のX(旧Twitter)では、そんなひと言とともに、季節の和菓子を日々、写真で紹介している。

見れば、昔ながらのショーケースに、彩り豊かな生菓子が並び、その傍らに「松葉最中」もちょこんと鎮座する。茶道にも用いられる季節の菓子を引き立てながら、不動の人気を誇る「松葉最中」の存在感たるや。神保町を訪れたなら、本や喫茶の余韻とともに、そっと連れ帰りたくなる小さな銘菓である。

包装
6個入りから、72個入りまで、さまざまな贈答シーンに対応。

食いしん坊倶楽部メンバーからはこんな声が!

桶さん
桶さん
神保町「さゝま」の最中、シンプルながらも甘すぎない美味しさで色々な方に好評ですので、あんこが苦手でなければお薦めです!
実は私自身、あんこはそれほど得意ではないのですが、こちらの最中は別格で、近くへ行くと必ず立ち寄ります。平日でも、お持たせを求めるお客さんがひっきりなしに訪れているのも納得の美味しさです。

店舗情報店舗情報

御菓子処 さゝま
  • 【住所】東京都千代田区神田神保町1‐23
  • 【電話番号】03‐3294‐0978
  • 【営業時間】9:30〜18:00
  • 【定休日】日曜、祝日
  • 【アクセス】東京メトロ・都営線「神保町駅」より5分

文:藤井存希 写真:MURAKEN

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